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理科の語句のまとめ

このページでは、中学理科で扱う重要な語句を一覧にしてまとめています。

入試前の確認などに使うとよいでしょう。

 

物理

語句 説明
反射の法則 光が反射するとき入射角=反射角となる法則
屈折 光が2つの物質の境界面で折れ曲がって進む現象
全反射 光が水やガラスから空気中へ進むとき、入射角がある角度を超えたときに光が全て反射する現象
乱反射 表面が凸凹した物体に光が当たって反射するとき、光は色々な方向に反射すること
焦点 光軸に平行な光を凸レンズに当てたときに通る光軸上の点
焦点距離 凸レンズから焦点までの距離
実像 焦点より外側に物体を置くとできる像(上下左右が逆)
虚像 焦点より内側に物体を置くとできる像(上下左右がそのまま、大きさは物体より大きい)
振幅 振動の中央から振動する端までの長さのこと
振動数(Hz) 1秒あたりの振動回数(波の数)
重力=重さ(N) 地球がその中心に向かって物体を引く力のこと
フックの法則 ばねを引く力とばねの伸びが比例する法則
圧力 単位面積あたりにはたらく力のこと
水圧 水の重さによって生じる圧力のこと。深さ1cmあたり100Paの水圧がかかる
浮力(N) 物体の上面からの水の力と下面からの水の力の差
オームの法則 抵抗に加える電圧と流れる電流が比例する法則 電圧(V)=抵抗(Ω)×電流(A)
磁界 磁力のはたらく空間
磁界の向き 磁界内で方位磁針を置いたとき、そのN極が指し示す向き
瞬間の速さ 非常に短い時間で動いた距離をその時間で割ったもの
平均の速さ ある区間の距離を移動するのに要した時間で割って求めた速さのこと
等速直線運動 一定の速さで一直線上を進む運動
仕事の原理 道具の有無によらず、ある物体を同じ高さまで持ち上げるのに必要な仕事が一定となること
仕事(J) 物体に対して加えた力と力の向きに移動した距離の積のこと
仕事率(W) 1秒あたりにした仕事
位置エネルギー(J) 高いところにある物体がもつエネルギー
運動エネルギー(J) 運動している(動いている)物体が持つエネルギー
力学的エネルギー(J) 位置エネルギーと運動エネルギーの和
力学的エネルギーの保存 摩擦や空気抵抗を無視すれば力学的エネルギーが常に一定となること

 

化学

語句 説明
密度 単位体積あたりの質量のこと
状態変化 物質の状態(固体・液体・気体)が変化すること
沸点 物質が液体⇔気体となる温度
融点 物質が固体⇒液体となる温度
蒸留 沸点の違いを利用して混合物を分離する方法
溶質 食塩のように液体に溶けている物質のこと
溶媒 水のように物質を溶かしている液体のこと
溶液 溶質が溶媒に溶けた液
濃度(%) 溶液に含まれている溶質の割合を表したもの
溶解度 100gの水に溶ける物質の限界の量
再結晶 溶液の温度を下げたり、溶媒を蒸発させて、溶けきれなくなった溶質を結晶として析出すること
ろ過 液体と固体を分離する操作
BTB溶液 酸性で黄色 中性で緑色 アルカリ性で青色 となる指示薬
純物質 混じり気の無い物質のこと
混合物 2種類以上の純物質が混じってできている物質
単体 1種類の原子からできているもの
化合物 2種類以上の原子からできているもの
化合 2種類以上の物質が1種類の物質となる反応
分解 1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる反応
酸化 化合の中でも、酸素と結びつく反応
還元 酸化物から酸素を取り除く反応
燃焼 酸化の中でも、熱や光を出しながら激しく酸素と結びつく反応
発熱反応 化学変化が起こるときに熱を発生する反応
吸熱反応 化学変化が起こるときに周りから熱を吸収する反応
陽イオン 電子を放出し、+の電気を帯びているイオン
陰イオン 電子を受け取り、-の電気を帯びているイオン
電離 電解質が水に溶けて陰イオンと陽イオンに分かれること
電解質 水に溶けて陰イオンと陽イオンに分かれる物質
燃料電池 水の電気分解の逆の化学反応で電気を取り出す装置
pH 酸性やアルカリ性の程度を表す数値のこと。数値が小さいほど酸性の度合いが強く、大きいほどアルカリ性の度合いが強い
中和反応 酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせたときに起こる、お互いの性質を打ち消しあう反応

 

生物

語句 説明
種子植物 種を作ってふえる植物
被子植物 胚珠が子房に包まれている植物
裸子植物 胚珠がむき出しの植物
双子葉類 子葉が2枚の植物
単子葉類 子葉が1枚の植物
合弁花類 花びらがくっついている植物
離弁花類 花びらが1枚1枚離れている植物
胞子植物 胞子によってなかまをふやしている植物
受粉 柱頭に花粉がつくこと
気孔 植物の呼吸・光合成・蒸散をする際の気体の出入り口
孔辺細胞 気孔の周りにある三日月形の細胞
対照実験 一つだけ条件を変えてその条件によって結果の違いを確かめる実験
細胞内にあり、染色体が入っているもの
肺胞 酸素と二酸化炭素を交換している肺にある小さな袋
消化管 食べ物が消化されて排出されるまでの管
消化酵素 消化液に含まれているデンプンやタンパク質などを細かく分解するもの
柔毛 小腸の表面にあり、表面積を広くして効率よく栄養を吸収している部分
毛細血管 ブドウ糖・アミノ酸を吸収して運ぶ血管
リンパ管 脂肪酸・モノグリセリドを吸収して運ぶ血管
ヨウ素液 デンプンに反応して青紫色になる染色液
ベネジクト溶液 糖に反応して赤褐色の沈澱がおきる溶液
動脈 心臓から出ていく血液
静脈 心臓に戻ってくる血液
動脈血 酸素を多く含んでいる血液
静脈血 二酸化炭素を多く含んでいる血液
赤血球 ヘモグロビンという赤い色素が入っていて酸素とくっつき酸素を運ぶもの
白血球 細菌を殺す
血しょう板 傷口をふさぐ
血しょう 不要物など様々な物質を運ぶ透明な液体成分
組織液 血しょうが血管の外にしみ出したもの
虹彩 目に入る光の量を調節する部分
網膜 光の刺激を受け取っている部分
鼓膜 音の振動を耳小骨に伝える部分
耳小骨 音の振動をうずまき管に伝える部分
中枢神経 脳とせきずいのこと
末しょう神経 中枢神経から出て、からだ全体に分布している神経
変温動物 周囲の気温と同じように変化する動物
恒温動物 周囲の気温に影響せずに、体温が一定の動物
卵生 卵の状態で子どもを産むこと
胎生 母体の体内で子まで育ってから産まれること
セキツイ動物 背骨がある動物
無セキツイ動物 背骨が無い動物
節足動物 外骨格をもつ動物
軟体動物 外とう膜をもつ動物
相同器官 現在は形やはたらきが異なるが、進化の中で基本的な骨格が同じで、もとは同じものが変化してできたと考えられる器官
成長点 細胞分裂がさかんな部分
根冠 成長点を守っている部分
精子・卵 動物の生殖細胞
精細胞・卵細胞 植物の生殖細胞
受精卵が細胞分裂を始めてから、自分で食物をとり始めるまでの間の子
発生 受精卵が細胞分裂を繰り返し、からだを完成させていく過程
有性生殖 性の関係のある生殖方法
無性生殖 性の関係のない生殖方法
DNA 遺伝子の本体でデオキシリボ核酸のこと
分離の法則 減数分裂をするとき、対になっている遺伝子が別々の生殖細胞に入ること
優性の法則 対立形質を持つ純系どうしをかけあわせたとき、子には一方の形質だけが現れること
減数分裂 生殖細胞が作られるときの細胞分裂のことで、染色体の数が半分になる分裂
食物連鎖 生物の食う・食われるの関係
生産者 光合成により無機物から有機物を作り出す植物のような自ら養分を作りだす生物
消費者 自ら養分を作り出せず生産者の作り出す養分を食物として直接的、間接的に取り入れている生物
分解者 生物の死がいや排出物などの有機物を分解して無機物にする生物

 

地学

語句

説明

震源 地震が発生した地点
震央 地震が発生した真上の地表の地点
P波 初期微動を引き起こす波
S波 主要動を引き起こす波
初期微動 地震の際の最初の小さな揺れ
主要動 初期微動の後の大きな揺れ
初期微動継続時間 初期微動が始まってから主要動が伝わるまでの間の時間
震度 観測地点でのゆれの大きさ
マグニチュード 地震の規模の大きさ
活断層 今後もずれる可能性のある断層
海溝 海底にある溝
海嶺 海底にある山脈
火成岩 マグマが冷えて固まった岩石
火山岩 マグマが地表や地表付近で急に冷えてできた岩石
深成岩 マグマが地下深くでゆっくり冷えてできた岩石
侵食 流水によって陸地を削り取る作用
運搬 流水によって削り取った土砂を運ぶ作用
堆積 運搬した土砂を水底に積もらせる作用
堆積岩 土砂などが押し固められた地層をつくる岩石
示準化石 地層が堆積した当時の地質時代を知る手がかりとなる化石
示相化石 地層が堆積した当時の自然環境を知る手がかりとなる化石
断層 地層に大きな力がはたらき、地層にずれが生じたもののこと
しゅう曲 地層が左右から押される力がはたらき、波打つように地層が変形すること
不整合 地層の堆積に中断がある重なり方
露頭 がけなどに地層が表れていて、観察できるところ
かぎ層 地層のつながりを知る手がかりとなる層
露点 空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴として出てくる温度
等圧線 気圧の等しい地点を結んだ線
温暖前線 暖気が寒気に向かって進んでできる前線
寒冷前線 寒気が暖気に向かって進んでできる前線
閉塞前線 寒冷前線が温暖前線に追いついてできる前線
停滞前線 寒気と暖気の勢力がつりあってできる前線
海風 海から吹く風
陸風 陸から吹く風
日周運動 地球の自転が原因でおこる天体の見かけの運動
年周運動 地球の公転が原因でおこる星や星座の見かけの運動
恒星 太陽などのように自ら光輝く天体のこと
衛星 月のように惑星の周りを回る天体のこと
日食 太陽-月-地球という位置関係で一直線上に並んだときに、月によって地球から太陽が見えなくなる現象。
月食 太陽-地球-月という位置関係で一直線上に並んだときに、地球の影によって地球から月が見えなくなる現象。

 

 

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