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発熱反応・吸熱反応

発熱反応・・・化学変化が起こるときに熱を発生する反応(基本的に周りの温度が上がる)

吸熱反応・・・化学変化が起こるときに周りから熱を吸収する反応(基本的に周りの温度が下がる)

化学反応によって発熱反応が起きるか、吸熱反応が起きるかは決まっているが、全てを覚えるのは困難なので、中学では以下の2パターンの吸熱反応の例だけを覚えてそれ以外を発熱反応と覚えておくと覚えやすい。

[吸熱反応の例]

~アンモニウムと○○を混ぜる反応

(例)塩化アンモニウムに水酸化バリウムを混ぜる

塩化アンモニウム + 水酸化バリウム → 塩化バリウム + アンモニア + 水

{2NH}_{4}{Cl} + {Ba(OH)}_{2}{BaCl}_{2} + {2NH}_{3}  + {2H}_{2}{O}

クエン酸と○○を混ぜる反応

クエン酸を使っていれば吸熱反応です。クエン酸は{ C }_{ 6 }{ H }_{ 8 }{ O }_{ 7 }なのですが、まぁ入試には出ないので化学反応式は覚えなくて大丈夫です。

この2パターン以外が発熱反応ですが、一応メジャーなものだけ紹介しておきます。

[発熱反応の例]

中和反応

中和反応は全て発熱反応です

化学かいろ

化学かいろは鉄粉・活性炭(炭素)・水や塩類など様々なものが混じっているが、化学反応は

鉄 + 酸素 → 酸化鉄  これだけです。(これが大事)

活性炭は空気中の酸素を吸着し、かいろ中の酸素濃度を高めるため

水や塩類鉄粉がさびるを早めるため

という風に鉄以外の物質は化学反応を促進させるためのもので、直接化学反応に関わっていません。

 

⇐2.化学変化   4.質量保存の法則⇒

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