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単元難易度

★★★★☆(難しい)

いやー、ほんとこの単元を中学一年生に説明するの難しいですwww

まず、「凸レンズって何?」から始まって実像とか虚像とか訳のわからない言葉のオンパレード・・・

上下左右が逆さまで・・・って

もう自分でも何を言っているのか分からなくなるような単元です。

 

でもですね・・・虚像なんかは、子ども達に虫眼鏡を持ってこさせるだけで各段に理解しやすい単元へと化けます。

虫眼鏡で大きく見える理由

この図で右側から物体を見てその時にみんなが見ているのが虚像ってことが分かるとすごく面白いよね?

自分が知っている現象を図で示された時のあの「なるほど~」っていう感じがやっぱ塾講師としてやっぱ嬉しいですよね。

ちなみに、虫眼鏡を使うと上下左右が逆さまの実像を見ることもできますので是非やってみてください。

 

できることなら、机上の空論ではなく、学校の授業のような身近な物理現象を絡めた授業にしたいのですが、

カリキュラム的にもコマ数的にも厳しいですよね・・・。理科の塾講師として辛い思いでいっぱいです・・・。


あ、あと問題でもよく出てきて、僕らもよく使う「スクリーン」。実はこれを知らない子どもが意外に多いです!

なので、塾で「これがスクリーンやで!」って見せたりしてます。こういった勉強もまた面白いですよね。

 

さて、作図は覚えたらおしまいですが、凸レンズの問題は色々応用問題に発展させることも出来て結構難しいです。

 

中でも凸レンズから物体までの距離をA、凸レンズから実像までの距離をBとしAとBの関係を測定する実験はよく出てきますが、

Aの長さ(cm) 15 20 30
Bの長さ(cm) 30 20 15

↑こんな感じで

これで焦点距離を求めろって言われても、普通の子は

 

(“゚д゚)ポカーン

 

ってなりますよねw

答えは15cmですが、こういった問題は一度解いておかないとやっぱり定期試験とか模試とか入試で怖い思いしますよね。

というわけで、子ども達には似たような問題を解かさないで色々なパターンの問題を解かすようにしています。

勿論反復練習も大切ですよ!!

 

後は凸レンズの半分を黒い紙で隠す問題とかね・・・。塾講師の方ならすぐ分かっていただけると思いますが、あの問題なんかは

 

「解いたことあるかないか」だけでほぼ決まるんですよねw

 

勿論その場で色々試行錯誤して答えを導き出す人もいると思いますが、そんなの一握りなんです。

 

というわけで、作図をしっかりマスターした後は様々な問題に触れさせることが大事なんじゃないかなって思っています。

単元の最低限おさえるべきこと

・凸レンズを使った実像と虚像の作図

・実像と虚像の例

・物体を動かしたときの像の動き方と大きさの変化

あとは、様々な問題をたくさん積めば積むほど実力が伸びていきます!

 

 

 

 

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