Pocket
LINEで送る

この記事は、新卒や中途で塾講師になりたい!という方に向けた記事になります。

内容は塾講師のお仕事全般のQ&A記事です。

結構、裏事情的な黒い内容も含んでおりますので、見たくない方はブラウザそっ閉じでよろしくお願いします笑

あと、内容は僕自身の経験を基にした内容なので、なるべく一般的な話をしますが多少偏っている可能性もありますのでそこまで鵜呑みにしないでください。

また、Q&Aは中学生を対象学年とした塾講師として答えています。

 

Q&A

Q1:塾講師ってしんどいですか?

A1:僕はしんどい仕事だと思っています。子どもの進路に関わる責任感のある仕事ですし、子どもにもっと分かりやすい授業をするために休みの日に教材研究をしたり、とにかく自分よりも子ども達が最優先なんです。献身的な人じゃないと続かないと思います。しんどいですが、自分が頑張った事が子ども達の成長につながるということがとても面白く、そういったところに大きなやりがいを感じます。

 

 

Q2:塾講師ってどんな仕事をしますか?

A2:一言で答えると…何でもします教材研究、授業、補習、面談、質問受け、採点、ノートチェック、テスト作成、進路相談、教室清掃、資材の発注、車の誘導、会議、イベント企画、掲示物更新などなど

マニアックな仕事だと…帰り道に寄り道している子に対する指導私立高校の渉外担当の方との教育相談他塾の広告やHP閲覧(笑)

模試の結果を私立の高校の先生に伝えて、「この子は受かりそうですかねー?」「あ、これくらいの成績なら○ですわー」なんていう教育相談のやり取りとかは一般の人はあまり知らないのではないでしょうか。

教育相談の話はまた別の記事にまとめようかと思います。合格確約とかそういった裏話とかはすごく面白いですよ。

 

 

Q3:離職率が高いって聞いたのですが・・・。

A3:はい、高いと思います。理由はやはり、労働時間の長さとプレッシャーでしょうか。労働時間がそのままお給料に反映されればいいのですが、授業の予習が業務時間内にできない企業も多く(個人・大手を問わず)まともではない裁量労働制であることが多いです。ですので、働いた時間と労働時間がつり合わない事が多いです。勿論まともな企業もありますよ?

例えば、業務時間内に授業の予習をしてよくて、残業代が支払われる。有休が使える。そんな超ホワイトな塾もありますが、実際はそんな塾なんて1%も無いと思います。

そういった事や、子ども達の成績を上げろ!という上からのプレッシャーや保護者からのプレッシャーなど様々なプレッシャーがあります。

そんな感じでメンタル的に、スタミナ的にやられちゃう人はさよならーとなってしまいやすいです。これまでの僕の経験から真面目な人ほどこういう傾向があるような気がします。

ある程度肩の力を抜いてはたらくと長続きするのではないかと思いますね。

あと、子どもが好きな人も長続きしやすいですね。

 

 

Q4:塾講師としてのスキルアップに必要なことを教えてください。

A4:最初の頃は、教材研究は勿論のことですが、子ども達の表情や行動をよく見てください。

「あ、集中してないなー」とか「今日は学校か部活で疲れてるのかなー」とか「いつも仲の良いあの子としゃべってないなー」とか「あれ?帰り道の方角がいつもと違うなー」とか「教室で寒そうにしているなー」「髪型がいつもと違ってるなー」などキリが無いくらい例がありますが、そういった細かいところに気付ける先生はやっぱりすごいと思います。

こういったことに気付いて、「髪型変わってオシャレになったね!」なんて話すだけで、子どもからしたらとても嬉しいものです。そういうところから信頼関係が生まれますし、そういう観察力も塾講師としてのスキルの一つだと思います。

僕自身、塾講師として一番大切だと思うのは「授業力」なんかではなくて「子どもとの信頼関係」だと思っています。これさえ築けば授業力なんてそこまで必要無いんじゃないかな?ってくらいに思っています。こういう感じで子ども達との信頼関係を築く為に子ども達の表情や行動をよく見て、ちょっと変な話ですけど「仲良くなる」ことを大切にするといいかと思います。

 

 

 

他にも質問があれば、色々と答えようと思います。お問い合わせからどうぞ。

こちらの記事も読まれています