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種子植物

種子植物・・・花を咲かせ、種子を作る植物のこと。

被子植物・・・種子植物の中で胚珠が子房に包まれている植物

例:アブラナ・エンドウ・アサガオ・チューリップ・ツツジ・タンポポなど

裸子植物・・・種子植物の中で胚珠がむき出しになっている植物

例:マツ・スギ・イチョウ・ソテツなど

 

被子植物

花のつくりは内側から、めしべ→おしべ→花弁(花びら)→がく となっている。

がく・・・花を保護する役割をもっている。タンポポの場合、受粉後に冠毛となる。

花弁(花びら)・・・花のつくりで最も目立つ部分。

おしべ・・・花粉が作られるやくが先の方についている。めしべを囲むようについている。

めしべ・・・花の中心に一本あり、先の部分を柱頭、根もとの部分を子房という。子房の中には胚珠が入っている。

  がくの数 花弁の数 めしべの数 おしべの数
タンポポ 多数 1(5) 1 5
ツツジ 1(5) 1(5) 1 5または10
アサガオ 1(5) 1(5) 1 5
アブラナ 4 4 1 6
サクラ 1(5) 5 1 多数
エンドウ 1(5) 5 1 10
ツユクサ 3 3 1 6
アヤメ 3 3 1 3
イネ なし なし 1 6

※()内の数字は花びらやがくの先がいくつかに分かれていることを示している。

・被子植物は花粉が柱頭について受粉する。

裸子植物

マツは魚のうろこのようなりん片が重なってできていて、がくや花弁はない。

雄花・・・りん片には花粉のうという袋があり、袋の中に花粉が入っている。

雌花・・・子房はなく、2個の胚珠はむき出しでりん片についている。

裸子植物は花粉が胚珠に直接つくことで、胚珠が種子となる。

 

果実や種子のでき方

受粉・・・花粉がめしべの柱頭につくこと。受粉することで

  • 胚珠 ⇒ 種子
  • 子房 ⇒ 果実

のように変化する。

 

⇐1.さまざまな生物の観察   3.植物のからだのつくり⇒

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